レバレジーズメディカルケア株式会社は同社の運営する介護業界に特化した人材支援サービス『きらケア』において、介護事業所に勤める採用担当541名に「外国人雇用の現状」について調査を実施した。結果詳細は以下の通り。
訪問介護、デイサービスなどの事業所別で外国人雇用をしているかについて尋ねたところ、「訪問介護」「デイサービス」「入所施設(グループホーム)」「入所施設(有料老人ホーム)」「介護老人保健施設」の事業所で5割以上が外国人雇用を実施していた。
外国人の受け入れに対する不安について尋ねたところ、「日本語能力」が最多で実際に外国人を雇用している事業所は82.3%、外国人を雇用していない事業所は77.7%であった。次いで「価値観が違う」と同様に続き、実際に外国人を受け入れている企業と受け入れていない企業に差は見られなかった。
実際に外国人を雇用している事業所を対象に、外国人雇用後の環境の変化について尋ねたところ、55.4%が「人材不足が解消・軽減された」と回答した。次いで「異文化理解が深まった」「日本人国籍問わず優秀な人材の確保が出来るようになった」という回答が続く。
調査目的:介護士・介護事業所の実態把握
調査期間:2020年6月8日~2020年6月10日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:541s
調査対象:介護事業所に勤める採用担当
男女内訳:男性 367s 女性 174s
事業所内訳:
訪問介護 39s
・デイサービス 80s
・入所施設(グループホーム) 29s
・入所施設(介護老人福祉施設・特別養護老人ホーム)81s
・入所施設(有料老人ホーム)40s
・病院・診察所・介護療養型医療施設)171s
・介護老人保健施設 26s
・その他の介護サービス事業所 75s