グループホームは、認知症の症状を持ち病気や障がいで生活に困難を抱えた高齢者が、専門スタッフの援助を受けながら1ユニット5人から9人の共同生活する介護福祉施設です。65歳以上の高齢者で、かつ介護保険で要支援2から要介護5までの認定を受けている方、医師に認知症の診断を受けた方、集団生活を営むことに支障のない方、施設と同一の市区町村に住民票がある方が入居の対象者です。24時間365日アットホームな雰囲気の中、認知症の方が穏やかに過ごせるように配慮された施設です。
グループホームで働くメリット
◇一人ひとりに寄り添う介護の実現
一緒に朝食や昼食を作ったり、洗濯物を畳んだり、庭いじりをしたりと個々の生活リズムに合わせている為、業務がマニュアル化されていない施設がほとんどです。大きな施設などでは、時間毎に決められたスケジュールや曜日ごとのイベントなどを優先してしまい、個人の希望が聞き入れられないというケースがあります。入居者一人ひとりの要望を聞くことができるのが、グループホームの特徴です。
◇やりがいを感じられる仕事は楽しい
認知症の進行を遅らせるため、折り紙やフラワーアレンジメントなど、五感を刺激し楽しめるレクリエーションを行います。また、グループホームは地域住民との交流が推奨されているため、保育園など近隣施設と合同で、夏祭りや餅つきなどの行事が行われることもあります。想像してみてください!自分が企画したレクリエーションで入居者様が楽しんでいるお姿を。淡々と過ぎてしまう日常生活に潤いと喜びを与えられる素敵なお仕事ですね。
◇肉体的な疲労度は少ない
グループホームは【自分でできることは自分で行う】というのが基本です。ほかの施設に比べると身体介護自体が少ない為肉体的な疲労度も少なく済むことが多いようです。
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